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避妊に失敗した場合には、すぐ妊娠につながるわけではありません。
妊娠までにかかる時間は非常に短いといえますが、それは受精までの時間です。
受精後に、十日程度かけて子宮内に着床する事で、ようやく妊娠となります。
なお、妊娠の判定は薬でもなかなか難しく、すぐに行うことが出来ません。
そのため、仮に避妊に失敗した場合は実際に妊娠しているかどうかを問わず緊急避妊薬を処方してもらうことが必要です。

この薬は、月経周期の中のどの時期に服用したかによって作用が異なる事で知られています。
妊娠成立を阻害するために排卵抑制や受精の妨げが主な効果ですが、前述した着床が行われた場合は効果が発揮されません。
そのため急いで飲む必要があるのです。
なお、服用したからといって必ず防げるわけではなく、成功確率は98パーセントとされています。
ただし、二十四時間以内の間に一回目の服用が行える場合には非常に確実となります。
その一方で三日以内に服用できない場合は、他の薬以外の方法になる場合があります。
これは著しく効果が落ちてしまうため、服薬したとしても避妊がうまくいかないと考えられているためです。

なお、万能な薬ではなく服用時には吐き気などを催す事があります。
重度の場合低血圧などで調子を崩すこともありますが、二時間以内に吐いてしまう場合をのぞいては薬が効いているという事ですので、よほど重度でない場合は起こりえるものです。

なお、緊急避妊薬は市販薬ではなく産婦人科での診察を受けた後に処方される薬ですので、無防備な性行為、避妊に失敗した場合の性行為の後にはすぐに病院に行くことが重要です。
そして、緊急避妊薬の効果が出たかどうかについての判断はすぐにできません。
月経が予定された周期に行われた時に初めて判断できるという事も覚えておきましょう。